埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 29
■ 種類 総説・解説
■ タイトル 大気汚染による植物被害 光化学オキシダント被害(7) 指標植物A
■ 著者 小川和雄    埼玉県環境科学国際センター
大橋毅    東京都環境科学研究所
   
   
   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2001
■ 誌名・巻・号・年 農業および園芸、養賢堂、Vol.76(2)、2001
■ 抄録・要旨 口絵写真としてサトイモとペチュニアの光化学オキシダントおよびPAN被害写真4葉を示して、その特徴を述べるとともに、以下の解説を行った。 関東地方環境対策推進本部大気部会植物影響グループ(1都9県)ではOXの指標植物として一貫してアサガオ、サトイモを用いてきた。サトイモの被害は1990年以降では群馬および栃木南部から埼玉、東京、千葉北部いかけての地域で著しく、山梨、長野は相対的に小さかった。長年の調査で、OX被害はOX濃度が高いほどひどくなるという傾向はあるものの、植物の生理活性に影響を与える気象条件や生育条件の違いによって変化することも明らかとなり、生物モニタリングの必要性も確認された。一方、PAN被害の指標植物としてはペチュニアを選定した。白花系、青花系などの感受性差を利用することにより、ほとんどモニタリングされていないPANの汚染レベルを概ね把握できることもわかった。
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